「Sweet Rain 死神の精度」

試写会に行ってきました。

淡々とｵﾑﾆﾊﾞｽで話が進むのですが、それがﾘﾝｸしてて（あ、とすぐ分かっちゃいましたが）
ところどころｸｽｸｽっと笑わせ、観終わった後にほんわかというか、そんな感じのする映画でした。

でも、評価は分かれるだろうなぁ。今疲れている人にはぴったりかも？
今疲れている私と母は、ほっ　とした映画だったので。

金城武は、あの死神の魅力をなかなか良く出せてたかと。
ﾔｸｻﾞも似合ってたけど、個人的には短髪の方が好きでした。
でも一番最初に画面に出てきた時。
久しぶりにまともに見た、というのもありますが、結構いい年になったなぁと・・・
思ってしまいました。ﾐｱﾈ

小西真奈美の歌も話題になってましたが、これまたなかなか良かったです。

以下、多少ﾈﾀﾊﾞﾚ。

3つの話から成っていて、時代としては過去、現在、未来って感じです。
私は、現在のﾔｸｻﾞの話が一番良かったかなぁ。
過去の話は、声で満さんじゃん、と思ったので先が読めちゃいました。
でもあのやり方は確かにやりすぎというか、異常ですよね。怖いよ

未来の話は、たかだか2027年じゃ、お手伝いﾛﾎﾞｯﾄとかそうそう一般に普及してないだろ。と思っちゃった。
あーでも後20年近くあるわけだから、もしかしたらそうなってるのかなぁ？20年前って、どんなんだったっけ。
同一人物だろうというのはすぐ予想できたんですが、
ちょっと、あまりにも過去と違いすぎて違和感がありました。あれがこうなるかなぁ？

ﾗｽﾄは、あ、こういう終わり方なんだ。と思ったので触れないでおこうと思います。

これ、原作読んでみようかなと思いつつまだ読んでなかったんですけど、
死神と犬のやり取りや、死神の心情というか、
言葉遊びみたいなのは小説の方が面白いかもなぁと思いました。
でもﾔｸｻﾞの話での死神たちのやり取りは映像の方が面白いだろうと思うんですよね。
あーあと、あの金城武の実写版死神も捨て難いか。ちょっと可愛い、魅力的な死神でした

まぁ原作は機会があったら読んでみることにしよう。